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放射線治療Q&A

放射線治療中から直後の生活について教えてください。

-Q11放射線治療中から直後の生活上の注意について教えてください。

食事で気をつける点はありますか。

A
治療の内容によっては食事の注意が必要です。とくに、口腔や咽頭、消化管などに放射線が当たる場合は食事に気をつける必要があります。刺激物や消化の悪いものなどを避けて、栄養と水分を効率よくとることが大事です。また、食事の形態、栄養バランス等にも工夫が必要です。

入浴、温泉、サウナ、岩盤浴は大丈夫でしょうか。

A
温泉・サウナ・岩盤浴に関しては照射期間中と治療終了直後は避けたほうがよいでしょう。また、海水浴やプールも同様です。

仕事や家事は今までどおり可能ですか。

A
外来通院の場合、基本的に照射期間中の通院・治療に要する時間的制約以外の制約はほとんどありません。肉体的・精神的に過度の負担とならない程度であれば、今までどおり仕事や家事を行ってもかまいません。

旅行やスポーツはどの程度できますか。

A
旅行やスポーツも、肉体的・精神的に過度の負担がかからない程度でしたらかまいません。

飲み薬や塗り薬は今までどおり使ってよいですか。

A
一般的な薬はほとんど問題ありませんが、薬の種類や放射線治療の内容により異なるので、一概に断定できません。放射線腫瘍医に現在使用している薬を提示して相談してください。とくに抗がん剤、ホルモン剤、免疫抑制剤や塗り薬等では注意が必要です。

インフルエンザなどの予防接種を受けてよいですか。

A
一般的には問題ありませんが、必ず事前に担当の放射線腫瘍医に相談してください。

タバコを吸ったりお酒を飲んだりしてもよいですか。

A
タバコを吸うと放射線治療の悪影響が増強されますので、禁煙を強くおすすめします。状況によりますが、お酒を飲んでもよいと担当の放射線腫瘍医が判断した場合も適量を守りましょう。

むだ毛の処理は今までどおり行ってよいですか。

A
照射範囲内でなければかまいませんが、放射線治療の範囲やその近くのむだ毛の処理はなるべく避けてください。どうしても脱毛が必要な患者さんは、照射部位の皮膚を傷つけないように行ってください。

あんま、マッサージ、針、灸、エステなどは大丈夫ですか。

A
照射部位に影響がない限りは大丈夫ですが、判断しにくければ照射期間中は避けたほうが賢明です。乳がん術後のマッサージ・リハビリ等は放射線腫瘍医の指示に従ってください。

-Q12放射線治療中に不安になりがちな点について教えてください。

治療の悪影響がない時は、治療効果もないのでしょうか。

A
がん細胞と正常な細胞とでは、同じ量の放射線を当ててもその影響の度合いが異なります。ですから、治療の効果(がん細胞が受ける放射線の影響)と悪影響(正常細胞が受ける放射線の影響)の程度は必ずしも比例するものではありません。治療が進んでも悪影響があまりないからといって、「治療が効いていないかもしれない」と心配する必要はありません。
さらに、最近ではCT・MRI・PETなどの画像診断技術の進歩や、コンピュータ技術の発展により、放射線を当てたい箇所(がん)に集中させ、当てたくない箇所(がん周囲の正常細胞)になるべく当てないように治療できるようになってきました。これにより、治療効果を落とすことなく、治療の悪影響を減らせることが期待されています。
また、同じ部位のがんであっても、放射線の当たる範囲や当たり方は患者さんごとに異なり、それによって治療の悪影響の程度も変わりますので、ほかの患者さんと比較する必要もありません。

悪影響がいつ出るか心配なのですが。

A
放射線治療の悪影響には、治療中から終了後まもなく現れる急性期の悪影響と、治療が終わって数か月以降に出る晩期の悪影響があります。

治療箇所と違う場所に印が付いているのですが。

A
治療計画用のCT画像を撮影する際、皮膚や固定具の表面に印を書きますが、これは治療装置の照射口を治療箇所に正確に合わせるための印です。心配する必要はありません。

治療用の印が消えそうなのですが。

A
位置を合わせるための印(マーク)は、消えにくいインクを使用したり、テープを貼ったりするなど各病院でさまざまな工夫をしていますので、衣類ですれたり、からだを拭いたりする程度では落ちません。Q11-2で説明したように、短い時間ならば入浴も可能です。

治療中に咳やくしゃみが出そうになったらどうすればよいですか。

A
照射時、スタッフは治療室から出ており、操作室で治療室内の様子をモニタで見ています。咳が出そうな時は手を挙げるなどして合図してください。また、照射するタイミングを放送で知らせることもできますので、咳が心配な時はスタッフに相談してください。

-Q13射線治療の効果はどのように判定するのか教えてください。

A
放射線治療の効果を見る時期(タイミング)や方法は、治療の目的や病状によりさまざまですが、放射線治療の効果が出てくるまでにはある程度の時間がかかります。通常は放射線治療の終了後1 〜 2か月ほど経過してから効果判定を行いますが、いつ頃・どのような検査を行うかは、担当医とよく相談してください。

放射線治療の効果はいつわかるのですか。

A
放射線でがん細胞の遺伝子に傷ができると、がん細胞は遺伝子に傷を抱えたまま無理に分裂しようとして死滅します(Q24-1)。細胞が分裂するまで傷の影響が出ないため、放射線治療の効果が出てくるまでにはある程度の時間が必要です。

放射線治療の効果はどのような方法でわかるのですか。

A
治療効果を見る方法として、主に画像検査(内視鏡や超音波なども含む)、診察所見、血液検査、自覚症状の改善が挙げられます。

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