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放射線治療Q&A

放射線治療とはどのような治療ですか。

-Q1手術や薬物療法とは何が違うのですか。

A
放射線治療は、手術と同様にがんのある部分だけを治療する局所治療です。一方、薬物療法は全身に効果を発揮する全身療法です。放射線治療では臓器を取らずに治すことが可能で、からだへの負担が手術より少ないことがほとんどです。局所治療なので効果も悪影響も原則として治療した部分に限られます。
(本書は「正しい情報」をみなさんにお伝えするものです。「副作用」とは薬物療法に使う言葉ですので、文中では聞き慣れた「副作用」ではなく、あえて「悪影響」という言葉を使います。)

-Q2放射線診断と放射線治療は何が違うのですか。

A
どちらも放射線を用いることは同じですが、放射線診断4 4は、放射線を使って患者さんの体内情報を画像化し、病気の「診断」を行うことを目的とします。放射線をからだの調べたい部分に照射して、通り抜けて出てきたわずかな放射線を検出することで、臓器や病気の状態を調べます。一方、放射線治療4 4は、患者さんのからだの中にあるがんなどの病気めがけて強い放射線を照射して、がんの「治療」を行うことを目的とし、放射線により病気の細胞を死滅させます。

-Q3放射線治療はどこで受けることができ、誰が行うのですか。

A
放射線治療はリニアック(直線加速器)などの放射線治療装置をもっている病院で受けることができます。日本中の多くの病院に「放射線科(放射線部)」という診療科(部門)がありますが、その多くが「放射線診断」(Q2☞12ページ参照)のみを行っている施設で、「放射線治療」を行っている施設は約800施設です。放射線治療は多くの職種から構成される「チーム医療」です。医師(放射線腫瘍医)、診療放射線技師、看護師だけでなく、医学物理士、放射線治療品質管理士など、他の部門にはいない放射線治療に関わる専門職種が携わっています。

-Q4転移したがんにも放射線治療は有効ですか。

A
転移したがんに対しても放射線治療は有効です。がんが局所にとどまっている場合には治す目的で、全身的に転移している場合では症状を和らげる目的などで放射線治療が行われます。頻度の高い脳、肺、肝、骨への転移に対する放射線治療はそれぞれの項目(Q14、Q16、Q17、Q19)をご覧ください。

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