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「放射線治療専門医」に関する日本医学放射線学会との覚書

日本放射線腫瘍学会会長 晴山 雅人
総務理事 西村 恭昌

 「放射線治療専門医」について、日本医学放射線学会(以下JRS)と日本放射線腫瘍学会(以下JASTRO)が覚書(資料1)をかわしましたのでお知ら せいたします。今回の話し合いの契機は厚生労働省等から要望のあったJRSの治療専門医とJASTROの認定医との整合性を取るためで、”放射線治療専門 医の1本化”を目指しました。また、社団法人日本専門医制評価・認定機構は「認定医」を認めないために、JASTROが法人化されてもJASTRO認定医は広告のできる専門医になることができないとの問題も含んでおりました。今回の覚書は平成19年に両学会で合意したJRSの治療専門医とJASTROの認定医の統合に関するアドホック委員会覚書をもとに、その後のわが国の専門医制度の変革に対応して新たに合意に達したものです。

添付覚書の今後は(5)のように、「「放射線治療専門医」に関してはJASTROが試験実施を含めて実質的に運営し、JASTROとJRSが共同認定す る。」することになりました。
但し、JRSは日本専門医制評価・認定機構がすすめる”基本専門医”という考え方を受け入れ、放射線科研修2年後に受験資格が与えられている放射線科認定 医制度をなくし、放射線科研修3年後に「放射線科専門医」制度設け、その2年後に診断と治療の専門医試験を受ける制度に変更されております。従って、「放射線科専門医」と「放射線診断専門医」はJRSが試験等を行い、「放射線治療専門医」はJASTROが試験も含め実質的に運営し、JASTROとJRSが共同認定いたしますのでご了解ください。さらに今後の問題点につきましては(6)のように両学会共同の委員会を設け整合性を図ることになっております。

我が国における放射線診療の充実と放射線科医の地位向上についてはJRSとの共同認識のもと努力していかなければなりません。本制度の実施は平成21年度 「放射線科専門医」研修開始者からとなりますので、第1回「放射線治療専門医」試験は平成26年に実施予定であることを申し添えます。

多少の混乱も予想されますが、学会員の皆様の一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申しあげます。