第3回 放射線治療・物理学セミナーのご案内

第3回放射線治療・物理学セミナー開催にあたって

JASTRO教育委員会委員長
内田伸恵
（鳥取県立中央病院）

　近年の放射線治療領域における医療機器や照射技術の進歩には、目を見張るものがあります。それとともに、放射線診療にたずさわる者にとって、医学物理学の知識がますます重要となっています。JASTRO教育委員会では、診療の現場で必要な医学物理や照射技術についてわかりやすく学びたいという会員の要望に応えるため、放射線治療・物理学セミナーを開催しています。今回で3回目を迎えますが、過去２回の参加者からは、「日々の疑問が解決した」「大変わかり易かった」と高い評価を頂いています。本セミナーでは、第一線で活躍する講師陣が理解しやすさに心がけながら放射線治療の物理学、技術学を講義します。主な受講対象者は医師ですが、他の職種のかたにも役立つ内容です。
　放射線治療のチーム医療において、お互いの業務内容を知り、お互いを尊重することが明日の診療の向上につながると思います。本セミナーが、参加者の皆様にとって実り多いものとなりますことを祈念しています。

第3回放射線治療･物理学セミナー 代表世話人
北海道大学大学院医学研究科 石川 正純
国立がん研究センター東病院臨床開発センター 西尾 禎治

　この度、第3回放射線治療・物理学セミナーを開催させて頂くことになりました。本年度で3回目の開催となりますが、過去の開催では募集を開始してから数時間で100名を優に越える応募があり、大変好評でした。今回のセミナーにおいても、これまでと同様、放射線治療に関する物理・技術的な話題提供を中心とした、充実した内容となっております。また、講師陣も放射線治療の医学物理分野における著名な先生をお招きし、放射線治療で利用される様々な装置の紹介から放射線治療で重要な物理現象の解説など、幅広い教養を習得することを目的としたセミナーになっております。尚、本セミナーの主な対象である医師にとっても理解しやすい講演内容と致します。

　どうぞ皆さんのご参加を心よりお待ち申し上げております。